三日月

仕事帰り、18:45くらいだったでしょうか。西の空に見えた三日月が死ぬほどきれいで、見とれていたら駐車車両に危うく衝突して本当に死ぬところでしたが、あの月はかなり低いはずだと思って、帰ってから調べてみました。(参考 お星様とコンピュータ http://star.gs/
上記サイトによりますと、その時刻の松本市(北緯36度14分、東経137度59分)における月の高さは5.60度、つまり5度36分。めちゃくちゃ低くないか? と一瞬思ったのですが、考えたらその方角のもっとも高い遮蔽物は山。その標高を約3000m、そこまでの水平距離を約40km、現在地の標高を約600mと大ざっぱに仮定すると、arctan ((3 - 0.6)/40) × 180/π ≒ 3.43 となります。誤差を計算しても、だいたい3度台におさまりますから、5.6度だったら見えても不思議はないわけです。自分の感覚を数字で検証してみるというのは、なかなか面白いものです。
ちなみに月齢は、上記サイトによれば2.9。まさに三日月だったわけで。