死神と二剣士

死神と二剣士 <ファファード&グレイ・マウザー2> (創元推理文庫) 死神と二剣士 / フリッツ・ライバー (東京創元社, 2004)
あまりにも時間を食われるので、しばらくroguelike系のゲームを封印してるのですが、盗賊でプレイしたくなってきました。グレイマウザースタイルの盗賊はかっこいいです。
このシリーズとか、コナンとかエルリック等々、昔読んだヒロイックファンタジーをつらつら思い出してみるに、この手のジャンルはやはり西洋人のものなのかなぁと考えました。和製のものはライトノベルなどと呼ばれるように、重厚感とか本格感という点でどうしても及びません。しかしもう一歩考えを進めて、本邦でこの種のものに比べられるべきものは、カタカナ人名の作品ではなく、山田風太郎忍法帖とか柴田錬三郎眠狂四郎とかではないか、という気もしました。気がしただけなので、こんど読んでみます。