最終戦

8時過ぎまで残業の後、急いで帰って文化放送を聴きました。近鉄バファローズっていうチームがもうすぐなくなってしまう、ライオンズと戦うのが今日で最後、そんな実感がわきません。
それでもよく聴くと、解説のモーやん(小川亨)の声も、心なしか張りがないようにも感じます。あの10.19の解説で、真喜志のホームランに思わず叫んだ「入ったー!」は忘れません。江夏の21球の時は、石渡の次の打順だったというのは知りませんでした。今日は赤堀も登板しました。彼もこれが最後かもしれません。開幕戦で伊東が打った満塁ホームランが思い出されます。
番組の途中に、「白いボールのファンタジー」が流れてきます。所沢で、幕張で、試合開始前にこの歌を聞いている時間が好きでした。来年以降、そんな気持ちになれるかどうか。われらのパシフィックリーグパリーグがわれらのものでは全くないということに、うすうすは気づきながら知らないふりをしていたけど、もはや白日の下にさらされて、さてどうするという。
東京のラジオ番組表を見ますというと、今日のこの日、かたやプレーオフ進出が決まる一戦、かたやチーム消滅前の本拠地最終戦という日に、3つの局がベイスターズ×ドラゴンズ戦(結局は雨で中止でしたが)という、そんな扱いを受けるパリーグが好きでしたけど、結局それでは長くは持たない、ということも目の当たりにして、ではどうするという。この騒動があったからといって、来年からパリーグの中継が増えることは想像しがたいし。
楽天にまつわる噂も、明るい気分にさせてくれるものは皆無だし、なんだかもう沈みますね。