図書館資料論

第1章 情報源としての図書館
第2章 図書館資料の選択
第3章 図書館資料の類型
第4章 資料の出版と流通
第5章 図書館利用者に関する研究 まで一気に読みました。情報サービス概説ほどのアクはないものの、そこここに著者の主張めいたものが見え隠れするテキストだと思います。基本的に、利用者の要求至上主義。リクエスト最優先。
テキストの発行は1999年で、林望の「図書館は「無料貸本屋」か」が発表されたのが2000年。テキスト執筆の時点で、そういう方向性への批判がなかったかどうか。私は当時まだ図書館方面の勉強をしてなかったので、よく分かりません。