専門化

当館でも図書館改革をやろう!と、おそらくずっと前から言われてはいるんだと思いますが、それほど進んでいないのが実際のところと見えます。いちおう来年度から組織をがらっと変えようという話になっていますが、それがいい方に向くか悪い方に向くかは未知数です。
ただそれに絡んで、将来的に図書館には一般職をおかず、すべて専門職にしようという話が出てまして、そっちは大賛成です。今すぐにでもやってほしいくらいです。レファレンスライブラリアンを育成しようとか言ってるその現場に、図書館は初めで…なんて人に異動してこられて(そして数年で去られて)も仕方ないですから。
で、図書館員自身のスキルアップのために、研修をという話になるのですが、これがなかなか大変です。まぁ私についてはもちろん司書課程をやっつけるのが先決として、そのさきは? 年数を積んだひとは講習会なり長期研修なりに派遣されていますが、それ以外には今まで聞いた限りでは、自館内での研修というのがしばらく行われていません。そのため研修のノウハウみたいなものの蓄積が、かなり少ない、あるいは古びていると思われます。また、図書館が遠距離に分散配置されているため、人が集まるだけでも一苦労という当館特有の事情もあります。乗り越えなきゃいけないことが多いなぁ。でもまぁ自分たちのためだし、考えていかないと。