森の仕事と木遣り唄

森の仕事と木遣り唄森の仕事と木遣り唄 / 山村基毅著. -- 初版
東京 : 晶文社, 2001
347p ; 20cm
注記: 主要参考文献:p341-347
ISBN4-7949-6485-4 ; 本体\2400
ずっと積みっぱなしだった本の1冊。木遣り唄が失われていく過程を通して、林業の変化を描くルポルタージュです。唄もさることながら、修羅・木馬(きんま)・筏など、さまざまな山出し仕事の描写がひじょうに興味深く感じました。筆者が林業の素人なのが、素人同然の私にかえって伝わりやすかったのかもしれません。個人的には、伐倒と集材はまったく別の仕事である(あった)という認識が得られただけでも収穫でした。山仕事の見方が少し変わってくるのかなと思います。