図書館特論

この科目のテキストは、平成17年発行と新しいため、他の科目と違って内容が古びていません。大学図書館関係では機関リポジトリについて触れていたり、委託問題あるいは正規・非正規問題についての第II部第1章では、船橋事件にも言及したりしてます。
新しさとは別にためになったという点では、第I部第3章の古典資料関係を挙げておきます。80ページも費やして、古典籍に関わるこまごまとした書誌用語とか、印刷技法、デジタル化、保存修復技術などについて、初歩的*1な内容を幅広く解説してあります。
難を言えば、章ごとに話題もレベルもバラバラで、読む気になれない章も少なからずあったのが残念です。あと、レポートをどうまとめるかな。

*1:と思われる。私自身が初心者なのでよくわからないが