なぜ司書資格を取るか

年頭でもありますし、図書館員の私がなぜわざわざ司書資格を取ろうとしているのかを、自分へのメモも兼ねて書いておきます。

  • 人に職業を聞かれて、「図書館員です」「へぇ、じゃぁ司書なんですか?」という問いに、すんなり「はい」と答えるため(笑)
    資格としての司書と職業としての司書(あるいは司書と図書館員、あるいは狭義の司書と広義の司書)の違いについてとか、いちいち説明したりするのがめんどい。最近はそんな説明しないで「まぁそんなところです」とか言って流してますが、それはそれで忸怩たるものが残る。
  • いちおう図書館学の勉強をして試験には受かったとはいえ、課程として図書館学の教育を受けていないので、自己研修のため。OJTだけではなかなか図書館全体が見えない。
  • 図書館と直接結びつく資格がほかにない*1以上、外部(とくに利用者)からみて、その資格があるとないとで印象が違うと思う。現行の司書資格の性格とか問題点とかを云々しても、利用者には関係ない。
  • 仮に、現行の司書資格にかわる、もしくは上位の、司書資格が将来設けられたとして、その要件に現行の司書資格が求められる、あるいは有資格者が優遇される可能性がなきにしもあらず。まぁ、そんな資格ができるかどうかも不明なので、考えすぎの感もありますが。

*1:あとはサーチャーぐらいでしょうか