年齢と資格

http://d.hatena.ne.jp/sinngetu/20060419#c1145567724 こちらのコメントへのお答えがわりに‥‥
元太郎さんが何歳なのかは存じ上げませんが、私が図書館員になろうと思って勉強を始めたのは26歳のときです。幸いといいますか、私は公共図書館に行く気はなく、国立大学かNDLと思っていたので、司書資格についてはひとまず無視して、図書館情報学の教科書を手当たり次第に読むという方法をとりました。私の場合は、一般教養はたぶん受かるという自信がありましたので、専門の勉強に専念できたという事情もありました。
NDLは残念ながら面接で落ちましたが、なんとか国立大学*1に拾ってもらうことができました。
資格必須の公共図書館をめざすのであれば、当然資格を取らなければなりませんが、やはり資格の取得にはそれなりの時間がかかります。ですが、館種を問わないのであれば、必ずしも資格は必須ではありません*2自治体に一般の行政職で入って、図書館に配属されるという可能性もあるでしょう。
そして、どの館種をめざすにせよ、筆記試験を通る必要があります。一般教養はどこでも必須、そして多くは専門分野の試験もあります*3。もしその部分に不安があるようでしたら、その勉強をしっかりやるというのが、少しでも希望に近づく道ではないでしょうか。
追記:どの図書館で募集があるのか、などの情報は、「われわれの館」さんが充実しています。つねにチェックしておくことをおすすめします。

*1:試験は国家二種、就職の時点で法人化

*2:ただし図書館についての知識は必須だと思います

*3:たいていは図書館情報学でしょうが、NDLの場合はそれ以外にも選べます