感謝されること

カウンターで本を貸し出したり複写を渡したりレファレンスに答えてあげたりして、利用者から面と向かって感謝されることは、仕事柄少なくはありません。もちろんそれはそれで嬉しいしありがたいことですが、半分かそれ以上は儀礼的なものだろうと割り切っている部分もあります。
しかし、まったく自分の関知しない場――例えば学生さん同士の私的な会話など――で自分たちへの感謝が表明されていた場合、儀礼的な要素というのはほとんどないと考えられるわけで、そういうのをたまたま知る機会があったなら、ふだんの何倍も嬉しいだろうなと想像していました。
で、本日、初めてその種のことに実際に遭遇しました。想像のさらに何倍も嬉しかったですね。この仕事やっててよかったなぁと思えた一日でした。