スクーリング

金曜から日曜にかけて、はるばる大阪まで行って児童サービス論のスクーリングを受けてきました。レポートや試験が通らない人向けの救済企画的な開講です。会場でざっと見た感じ250人くらいは来てたでしょうか。単位取れてるかな…まだ不安です。帰りは新幹線と鈍行を乗り継いで、家に着いたのが23時45分でした。疲れた。
気がついた点をメモしときます。次回の児サのスクーリング(あるとしても最低1〜2年後でしょう)まで役に立つかどうかは知りません。

  • 熱心な先生であることはレポートの添削からもうかがえますが、ご本人もやっぱりそんな感じ。
  • 基本的にひたすら講義。特にテキストに沿ってとかいうことはなく、話はいろいろ飛びがち。板書もわりと適当なので、ちゃんとノート取ろうというときは少し気合が必要かも。
  • 愚かな質問に対しては手厳しい。でもそれでいいと思う。
  • 最後の1時間を使って試験。問題文は多少違うけど、基本的にレポート課題と同じことを問われると思っていい。あの先生が受講生に対して一番理解を求めてるのはその点だということ。
  • 大阪のこの時期なので暑いですが、教室は冷房が少し寒いので、羽織るものが一枚あると便利。

あとは授業と関係ない話。

  • 近畿大学から長瀬駅にかけての通りに、質より量系の飯屋とか、小汚いゲーセンとかいった、いかにも学生街的な感じの店が並んでて感動した。自分の職場の周りが、あんまりその雰囲気がないので。ただ、毎日歩くとなると、ちょっとうざったいかも。
  • 道を歩いていて見かける飲み物の自販機が、けっこうな割合で1本100円。ただし多くはチェリオ
  • 鶴橋駅は、聞いていた通り本当に焼肉のにおいが構内にただよっていた。韓国系の店がひしめく駅の周りはカオス状態。
  • 日曜日の朝、鶴橋駅の外の通りで女子のマラソンが通るのを見た。ちょうど最下位の選手が過ぎるところで、選手や関係車両などがすべて通り過ぎたあとで、給水点にある余った飲み物を持って帰る人たち。

KY?

http://www.library.osaka-u.ac.jp/sympo/sympo.html
これ2週間くらい前に通知文書が来てて、うちでも参加希望者がいたら申し出るようにって言われてた期限が昨日。私は通知が来た日に即手を挙げたものの、他にも行きたい人いるだろうし今年は私はいろいろ出かけてるので、今回は行けなくてもしょうがないかなと思っていたら、結局ほかに希望者がいなかったそうです。行けることになったのはいいのですが、なんか微妙な気分。こんな機会そうないのに、行きたくないのかなあ。希望すれば良かったのに、って聞いてみても、別にそれほどでも、みたいな返答だし、なんか温度差があるなあ。もしかして俺空気読めてないのかなあとか、いろいろ考えてしまいました。

遠距離

何年ぶりかにヤフオクを使って、RF-U99っていうラジオを買いました。抜群のAM受信性能で評価が高いものの、惜しまれながら生産終了になった機種。今日届いてさっそく使ってみてます。部屋の中にもかかわらず、1242が嘘みたいにクリアに聞こえます。地元のNHKより良いくらい、マジで。954も悪くない。1134は朝鮮語に押され気味。がんばれ。

一夜明け

幸い、この周辺には被害のようなものはありませんでした。ご実家が新潟のひとが職場にいて、その人の話では、3年前より今回のがひどかったと。地域によって色々でしょうね。被害にあわれた方にはお見舞い申し上げます。

疲れる

久しぶりに会った同期のひとに、顔が疲れてない?と言われた。自分でもうすうす感づいていたが、ひとからもそう見えるか。目の周りとか、かなりやばいことになってる。昨日は上司がらみのゴタゴタもあった。三連休でどのくらい回復できるか。

ビブリオメトリックス

トムソン主催のシンポジウムに行ってきました。
http://www.thomsonscientific.jp/event/biblio/

いろいろ勉強になります。

  • 何のために何を評価するのかという枠組みをしっかり持つこと。それができて初めて、必要なツールやデータが決まる。
  • ビブリオメトリックスによる評価では、アウトプットしか見えない。インプットとの比較衡量は別の手段で行わなければならない。
  • ビブリオメトリックスはあくまで研究面の評価であり、その結果が大学全体の評価と直結するわけではないことも忘れてはならない。
  • インパクトファクターは研究業績の評価としては適切ではないという点。耳タコな話であるが、それだけなかなか浸透しないということなんだろう。

今回のシンポでも話題に上がった一例を紹介。大学評価・学位授与機構へ各大学が提出する実績報告書には、各組織を代表する「優れた研究業績」を選定して記載する箇所があります。それについて同機構から出されたQ&A集にこんな記述があります。

問11 研究業績の水準を説明する際、第三者による評価結果や客観的指標等を用いて説明することが求められているが、具体的には、どのようなものが想定されているのか。

答 外部の第三者による評価結果、客観的指標等は分野によって異なりますし、「学術面」「社会・経済・文化面」どちらの視点で判断するかによっても異なります。例として、以下が考えられます。
(中略)

  • 掲載された専門雑誌のImpact Factor、論文のCitation Index

(以下略)

中期目標期間の評価に関する説明会等における主な意見と回答(Q&A)Ver1.0 2007.7.9 p.3(2007-07-13参照)

ど直球です。で、質疑応答でどこかの大学の方が、インパクトファクターがだめだと言われても、他に代わるものがあるのか、ピアレビューったって、頼める先生を探して依頼するだけで大変な労力がかかってしまう、どうすればいいのか、みたいなことをおっしゃっていました。まあ、それも分からなくはない。サイテーション数が分かればそっちを使えばいいんですが、JCR*1は買ってるけどWeb of Science*2は買ってない(高くて買えない)大学もけっこうあると思うし。結局シンポでも明確な答えは出てなかったしなあ。

*1:Journal Citation Reports. インパクトファクターを調べるツール

*2:サイテーションを調べるツール