図書館業務

レファレンス

遠方に出張中の先生からメールで問い合わせ。この著者の論文の書誌事項を調べてくださいという簡単なものでしたが、CiNiiだけでは足りず、冊子体の書誌も使ってどうにか解決しました。えらく喜んでいただけたようで、こちらもうれしい。そのメールってのが、…

相殺の夏

大雨洪水警報の出るような天気。そんな中、NACSIS-ILL料金相殺の明細が届きましたので、しこしこと伝票の作成です。このときばかりは、簿記の研修を受けといてよかったと思います。それ以外にはよかったことは別にないです。 今日から採用試験の受験生さんた…

科研費報告書

今年うちの大学に提出された科研費報告書ってのがどばっと来ました。今までのはどうしてたんですかと聞いたら、そのまま書庫に直行と。いや、さすがにそれはまずくありませんか。ただでさえ学内研究成果の発信で立ち後れているうえに、今年度からGeNiiができ…

レファレンス

カウンターにて教授の卒業論文はありますか?との問い合わせ。そんなの読んでどうするんだろうと思いながら、それは教授の卒業した大学にしかないのではないでしょうかとか答えてたら、どうも要領を得ない。隣にいた先輩が助け舟を出してくれて、どうやら卒…

指定書

参考図書の選定もまだ終わらないのに、指定書がたくさん上がってきて*1、その処理がたいへんです。「指定書」のシール貼りとか、古い指定書の排架コード変更とか。前と同じ本が今度も指定書になっている場合とそうでない場合とがあって、リストをひとつひと…

選書

今度増える学生用資料費で買う参考資料のリスト案を出してみてと言われました。そんな仕事が来ますか。とりあえず言われたとおり、すでに所蔵しているセットものやシリーズの中で欠けている巻冊を優先的にリストアップ中。それにしても参考資料って高いです…

書架の乱れ

大学の開学記念日ということで、講義も休講、図書館も休館。ふだんほとんどできないでいる、書架の整理をもくもくとやりました。あと、外の草刈りも。 最近市立図書館によく行くので、そのたびに排架がきちんとなってるなぁというのを見ていて、ひるがえって…

文献検索

授業支援で文献検索法の指導を2コマ。先生にはわりと好評だったみたいですが、学生さんにはどの程度伝わったでしょうか。演習課題をやってる様子とかを見てますと、うまくいってない人も少なくありませんでした。ツールごとに微妙に異なるインターフェイス…

検索講座

7〜8人のグループで来た学生さん、「ゼミなんですけど、国会図書館の論文検索のやり方を教えてください」と。歓迎なんだけど、もう少し前もって言っといてくれたら、こちらもセッティングとかできたのですが。パソコンを使ってるほかの利用者さんを急にど…

レファレンス

夕方すぎにカウンターにいたら、利用者さんから、これこれこういう内容について書いてある本を探してほしいのですが、という質問がきました。こういうレファレンス質問っぽいレファレンス質問がそうそうないので(それも問題ですが)、少しパニックになって…

ガイダンス雑感

本日も授業支援のガイダンスを2件。うち1件は、30分みっちりと、パワポのスライドを使いつつ一人でしゃべりました。学生さんの反応は‥‥どうなんだろう。不安。ていうか、私ごときでいいんですかというのが相変わらずあるんですが、それ言っててもいい加減…

多忙

年度最後の週。雑事が次から次とわいてくる。部屋の席替えとかはギリギリになりそうな感じ。来週にはもうガイダンスなんかが始まっていて、やるのはおもに私だったりするので、その準備もやんないといけねい。係内の業務の割り振りなんかもなかなか難しい。 …

個人情報など

「独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律」が4月1日から施行されるにあたって、学内の各部局に向けての説明会があったそうです。国立大学法人も適用の対象であるわけですが、対応の準備はまだ?なようです。とは言ってももう時間がないわけで…

漢籍セミナー

行ってきました。会場の学情には初めて行ったのですが、神保町からあんなに近いとは知りませんでした。昼飯はボンディでカレーを食べました。 それはさておき、セミナーはとても興味深い内容でした。業務に直接役立つというよりは、トピックス的に面白いとい…

漢籍セミナー

http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/seminar/2005/kanseki-tokyo.html 参加票が届きましたので、土曜日行ってきます。定員120名で、私の受付番号が100番台でしたから、けっこうギリギリでした。

改組って

4月からの図書館の名前がやっと決まりました。そんなペースでいいのか。事務分掌とか人事とかは大丈夫なんだろうか。なんかものすごいイヤな予感が館内全体に充満してる気がしますが、私の妄想であることを祈ります。

寄贈

図書館に図書を寄贈したいがどうすればよいかと知り合いから聞かれたので、受入の係のかたに手続きを教えていただきました。その際、寄贈に関する成文化された要項というのが一応作ってあるということを知りました。やはり相当の数が来るなかで、全部を受け…

マニュアル化

お仕事はお客さんが少なくわりと暇でしたので、現業務のマニュアル作りをやってました。組織見直しの動きもあって、異動がないとも限りませんので。 マニュアル化というのは難しいです。ふだんの一連の作業のうち、どこまでが自明でどこまでが要説明なのかを…

Impact Factor

夕方から、トムソンの方を講師にお招きして、先生や院生さんたちを対象とした、Impact FactorとJournal Citation Reportsに関するレクチャーが開かれました。私ももぐりこませていただき拝聴しました。プロフェッショナルの方のプレゼンは聞いていて気持ちが…

歴史的論文

今年は国連の定める世界物理年だそうです*1。100年前の1905年に、アインシュタインによって光電効果・ブラウン運動・特殊相対性理論といういずれも非常に重要な論文が立て続けに発表されたことを記念してということです。 その歴史的な3つの論文は、いずれも…

仕事とは。

図書館員は図書館好きじゃない?(笛と私と図書館と)について。 私も似たようなことを感じることがあります。いくつかの要因があるような気がします。 新しいことをやる(+根付かせる)には意外と手間や障害が多い。ほとんどの図書館は、より大きな組織(…

図書館資料論

ずっと難航しているレポートについて、先日読んだ宮内先生の本に載っていた、KJ法をPC上で実行するツールIdeaFragment2を使って、いろいろいじくり回してみました。おかげでちょっとだけ光が見えてきたかも。2月の試験には間に合わないかもしれませんが、来…

専門化

当館でも図書館改革をやろう!と、おそらくずっと前から言われてはいるんだと思いますが、それほど進んでいないのが実際のところと見えます。いちおう来年度から組織をがらっと変えようという話になっていますが、それがいい方に向くか悪い方に向くかは未知…

NII Library Week

NII Library Weekに行った係長が持って帰ってきたNACSIS-CAT/ILLの袋がカワイイです。こんなものを作るより、相殺サービスの参加料を下げろという気もしなくもないですが。 Library Weekの内容については、係長から聞くより先に日々記―へっぽこライブラリア…

目録

目録は品質が命である、というような話を少しですが職場の方としました。 というのは、特殊コレクション内の資料について、今まで装備をやってもらっていたボランティアの方に目録もやってもらったら、みたいな声が一部から上がってきたので、それを牽制、と…

BLDSC Secure Electronic Delivery(SED)を初めて使ってみた

British Libraryからの複写文献をPDFで提供してもらえるというものです。郵送にかかる時間が不要になりますので、従来より早く文献を手に入れることができます。 サービス自体は今年の1月から始まっていたみたいなのですが、当館ではなぜだか知りませんがこ…

想像

祝日明けで先生からの複写依頼が溜まる溜まる。4年やM2も論文直前で来る来る。到着する複写物ももちろんあるので、それらを淡々と処理しているうちに一日が過ぎる感じです。 みんなどんな論文を書いてるのでしょうね。私は取り寄せた論文を右から左と流し…

Google Scholar

http://scholar.google.com/ さっそく使ってみましたよ。で、気づいたこと。 フルテキストなんか存在しない時代の文献でも、そこそこ引用されてさえいれば、高い確率でヒットするので、書誌事項は確定できる。 著者名と年代は分かるんだけど雑誌名があいまい…

Yahoo! Toolbar with WorldCat searching

http://www.oclc.org/toolbar/default.htm(Doshisha Librog http://www.doblog.com/weblog/myblog/19871/687747#687747 より) WorldCatがYahoo!ツールバーで検索できるようになりました。OCLCのOpen WorldCat Programが、着々と進んでいるようです。 この…

高校生が選ぶ大学に入ったら読みたい本

http://www.lib.saga-u.ac.jp/100home.html (佐賀大学附属図書館) (読冊日記 http://homepage3.nifty.com/kazano/diary.html20041114173930 より) 同業者さんのことをああだこうだ言える身ではないのですが、あえて書いてみます。この結果って、「大学に…